よい姿勢に必要なこと

整体の仕事で患者さんを診ていると本当に色々な姿勢の人がいます。

姿勢の分類のページで大まかに4種類に分けました。

でも現実的には明確に分類できる場合の方が少ないです。ほとんどの人が4つのタイプを組み合わせた姿勢をとっています。また、仕事やスポーツで極端にどちらかに偏った姿勢の方も多いです。

こんな感じで十人十色な姿勢ですが良い姿勢になるために必要なことは次の3つにまとめることができます。

  1. 適度な筋力
  2. 適度な柔軟性
  3. 正しい姿勢の知識

 

●適度な筋力

長年、間違った姿勢をしていると本来の姿勢に必要な筋肉がかなり弱くなっている場合があります。
特にお腹・腰回りの筋肉(大腰筋腹直筋)の衰えは姿勢に対する影響が大きいです。

また、筋肉は骨格と並んで体のラインを決める重要な要素です。
骨格さえも筋肉の影響を受けると言って過言ではありません。

ムキムキの筋肉マンになる必要は全くありませんが姿勢をしっかりと保てるだけの筋力はどうしても必要です。
また、そういう姿勢を保つのに必要な筋肉はたとえよく発達しても体のラインを美しく整えてくれるものばかりです。 

●適度な柔軟性

体がかたくていい姿勢をとれないということは結構多いです。

いくら筋力があっても関節が動かないとよい姿勢は取れません。

この原因は筋肉や靱帯が長年の間違った姿勢や運動不足で縮みっぱなしになったり固くなっているからです。

そういう場合はまず固まった筋肉や靱帯を弛める必要があります。そうして徐々に体に柔軟性を取り戻していく必要があります。

とはいえヨガの先生のような極端な柔軟性は必要ありません。必要最小限でOKです。
柔らかすぎると逆に関節が不安定になる場合もありますからね。

●正しい姿勢の知識・現状の認識

これが最大のポイントかもしれません。
筋力があって柔らかくても、どういう姿勢がよいのかを知らないと何もできませんからね。

それほど重要なのに残念ながら学校では教えてくれませんし、気になっていてもどこが悪いのか自分で判断ができないでしょう。

そうすると自分のイメージだけで“良い姿勢”を取ろうとします。特に女性で多いのが猫背を避けたいがばかりに反り過ぎの人です。体が反りすぎの結果背骨のS字カーブが無くなりスタイルだけでなく腰痛や肩こりでも悩まされるということになっているのです。

正しい知識と自分の現状の認識、こればっかりは自分一人では残念ながら難しいです。